2009年12月12日土曜日

EL-Nikkor 80mm F5.6 逆付け

EL-Nikkor 80mm F5.6をL-Fリングを使ってベローズに逆付けし、D700といっしょに持ち出してみた。

Nikon D700, EL-Nikkor 80mm F5.6(ベローズに逆付け)
F5.6 撮影距離:約10m

中央部 ピクセル等倍

右上角 ピクセル等倍

半逆光のせいもあるが、玉がきれいなレンズの割にはヌケが悪く、開放ではコントラストが低い。中心部はシャープだが開放ではハロっぽい。像面湾曲が出るらしく、周辺部はピンボケで、コマも見られる。逆付けしているので、ベローズはできるだけ伸ばした上、撮影距離も焦点距離の80mmに近いあたりで使うべきなのだろう。絞っても中・遠景では実用的ではなく、画像は割愛する。そして、逆光時はフレアが盛大で使用は不可能。もちろん、順光での近接撮影なら十分シャープな画像が得られる。

F11 逆光時

F11 撮影距離:約0.5m


F11 撮影距離:約10cm

このつる状の植物の種は、ベローズを80%ぐらい伸ばして撮影。実物は直径5mmくらいなので、倍率は約2倍くらい。正付けでの中・遠景を見てみたいが、それにはBORGのm42ヘリコイドシステムや、EL-Nikkor用のREVERSING ADAPTER(34.5mmフィルタースレッドオス-L39マウントオス)が必要になる。

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