2013年6月23日日曜日

COOLPIX S31

子供が日光へ行くという。デジカメをよこせというので丈夫そうなCOOLPIX S31を持たせることにした。カメラメーカー製ではめずらしい子供専用仕様のカメラだ。防滴ではなく防水なので、水中撮影も可能だという。

COOLPIX S31
主な仕様
1/2.9型CCD
1014万画素
29-87mm相当
防水5m+耐衝撃1.2m+防じん
約185g(バッテリー、SDメモリーカード含む)
12,400円(ポイント10%) ヤマダ









COOLPIX S31では操作がかなり限定されており、オート以外の操作はほぼできない。ISO感度やホワイトバランスの任意設定はできない仕様になっている。フラッシュ発光の抑止やマクロ、露出補正の操作は辛うじて可能だが、メニューが難解で操作が複雑なため、オート以外の操作はかなり骨が折れる。例えば露出補正をしたい場合、正解は「SCENE」ボタン - 「色を変える」 - 「明るさを変える」 - 「マルチセレクター左右ボタン」という操作だ。だが、一般的なコンパクトカメラを使い慣れた大人は、まず撮影中のメニューに露出補正ボタンが無いことで途方にくれなければならない。なんとか試しにSCENEボタンを押してみても、次に表示されるのは「場面を変える」「写真をかざる」「色を変える」の3種類である。「場面を変える」を選択すれば「アップでとる」「食べ物をとる」「水中でとる」などが表示されるので、このうち「アップでとる」がマクロに相当することは分かる。だがそこに露出補正は無い。「写真をかざる」を選ぶと、飾りフレーム付きで撮影するモードなので、これではない。残るは「色を変える」しかないじゃないか。明るさを変えるのは一体どこにあるんだよ?ということになる。普通の大人であれば、まさか「色を変える」メニューの中に「明るさを変える」があるなんて絶対に思わない。また、フラッシュのモード変更では常時ONにする場合「いつでもフラッシュ」などという聞いたこともない選択肢を選ぶ必要がある。マクロについては「アップで撮る」に言い替えられているが、ズームのテレ側で撮るのもアップなわけでこれはおかしい。マクロと書いておけば混乱はないし、子供にはマクロが何であるかはたった一度だけ教えればいいだけの話であって、カメラメーカーがこれをあえて「アップ」と言い換える意味がわからない。メーカーは直感的だと謳っているが、このメニュー構成と操作体系はあまりにもセンスが無さ過ぎる。
言葉を覚える途中の小さな子供には赤ちゃん言葉で話しかけてはいけない。後に必要がなくなる赤ちゃん言葉を覚えなければならないというのは、子供にとっては負担であり無駄であるからだ。子供には最初から普通の言葉で話しかけるべきだ。分からない言葉の意味を子供が大人に聞くのはたいがいたったの一度きりだ。教えたら一度で覚えてくれる。

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