2014年6月23日月曜日

EOS MダブルレンズキットとFOTGAマウントアダプター NG-EOS M

現行モデルはEOS M2だが、非常に安くなっている旧型Mのダブルレンズキットを入手。ボディ以外は現行M2のキットと同じ構成で、AF速度を重視しないのであれば、画質が同じだと思われる旧型Mのキットの方が得にきまっている。最新型のミラーレス機は驚異的にAFの早いものもあるが、遅いと言われているこのEOS M(ファームウェアバージョン 2.0.2)は、普通にコンデジ並というか、一眼レフでのコントラストAFと似た感じ。個人的には十分に実用範囲内であるように思う。

 Canon EOS M ダブルレンズキット
EOS M本体
EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM
EF-M22mm F2 STM
マウントアダプター EF-EOS M
スピードライト 90EX


 FOTGA ニコンGレンズ~EOS-M用EF-Mマウントアダプター NG-EOS M

ニコン Fマウントレンズ用のマウントアダプターも入手。Gタイプレンズの絞りを操作できるタイプで、EF-Mマウントに直結する。

届く前に商品画像で薄々は分かっていたが、届いたものをみるとやっぱりレンズ側の絞り込みレバーを押す部品がただのネジだ。EF-M側のマウントは抵抗やガタもほとんど無く、取り付けには問題がない。しかし、レンズ側はこのネジに問題がある。このネジ、ちょっと長すぎる。絞り込みレバーのすぐ内側に後玉の鏡筒が飛び出しているレンズではこのネジが後玉鏡筒側面にぶつかってしまい、取り付けできない。たまたま、最初に試したAF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G EDは大丈夫だったが、Ai Micro-Nikkor 105mm f/2.8Sを取り付けようとしたところ、このネジが干渉することに気付いた。危ないところだった。接触に気付かずバヨネットの取り付け方向にレンズを回していたら、後玉鏡筒側面に大きな傷をつけてしまうところだった。他にも、AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED、 AF-S NIKKOR 14-24mmF2.8Gを試してみたが、いずれも取り付け不可能だ。また、Fマウント側の固定ピンの引っ込みが渋く、レンズを取り外す際に苦労する。問題のネジは、絞り調整リングのローレット面にネジ頭が出ていて簡単に取り外せたので、ボルトカッターで先端から約2ミリ程度を切り落とした。これで今のところどのレンズでも干渉しない。

ローレットのついたリングを回すとGタイプレンズの絞り込みレバーを動かすことができる。OPENとLOCKの点の位置にクリックがある。グリスは入っておらず中間はリングの摩擦で止まる。回転角が小さく、中間にクリックも無いため正確な設定は無理だが、なんとなく操作が可能。アダプタ中央がレンズ側の指標と若干ズレている。上の写真はOPEN状態。

LOCK方向に回すと絞りが閉じる。OPENとLOCKの間の可動域は、Gタイプレンズの絞込みレバーの可動域とほぼ一致しているが、取り付け方やレンズによってはOPEN方向へいっぱいに回してもクリックに届かない場合もある。MFやDタイプなどの絞り環のあるレンズでは、LOCK位置にしてレンズ側の絞り環を操作する。

マウントアダプターの絞り込みリングがOPEN位置のとき。

マウントアダプターの絞り込みリングがLOCK位置のとき。

AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G EDを装着。

フィルム機用のEF 80-200mm f/4.5-5.6があったので、マウントアダプター EF-EOS Mを使って取り付けてみる。こちらはさすがに純正アダプターだけあって完璧にフィットする。このレンズ、頂き物で使ったことが無かったため、モーターがジコジコ動くのを初めて見た。

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